スキップフロアのデメリット3選!

2023年8月14日

一番はスキップフロアが欲しいために注文住宅で建てた我が家。

ですけど、半年以上住んでみて色々見えてきた。

スキップフロアって結構デメリットも多いとわかりました。逆にメリットもあるけど。

ってなわけで、スキップフロアのデメリットをば。

デメリット1:スキップフロアのせいで狭い

建ててる最中なんかすごく狭く見えた我が家のリビング

まず第一に、スキップフロアが仕切りになって狭くなります。

狭い、だとちょっと語弊があるかも。

スペースが区切られるので、広く使うことができなくなります。

もちろん設計にもよりますけど、広さ重視ならスキップフロアにせず普通に一階と二階それぞれ普通の床にした方がいいでしょうね。

床面積でいえばスキップフロアでも通常の床でもあまり差はありません。

ただ、スキップフロアがあると大きな家具を置きづらくなる。空間を区切っちゃうので。

それでいて完全には仕切れないので個室としても使えない。

(仕切るぐらいならスキップフロアいらないですし)

我が家の場合、リビング内に階段とスキップフロアがある設計。

もしスキップフロアがなければもっとリビングを広くできたはずなんですよね。

どうせ仕切るならスキップフロアの代わりに小上がりの小さな畳スペースを造った方が、客間としても使えて実用的だと思う。

ホントはぬー1号2号の夫婦揃ってリビングに電動リクライニングのソファーが欲しかった。

しかしそんな広さはなく、スキップフロアを優先してやめました。

家を建てるときって、だいたいこんな感じでやりたいことの中からどれを諦めるか、って話になりますね。

デメリット2:夏は暑い

スキップフロア、夏は暑いです!

冬はまだいいんですけど、夏はホントにひどい。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質。

なので、一階で冷房かけてもスキップフロアはあまり涼しくならないんですよ。

(ある意味節電になる仕様ではあるけど)

二階の廊下ほどではないけど。

なので正直、夏はわざわざスキップフロアにいようと思えないんですよね。

ちなみに冷暖房費は安いとは思わないけど、特別高いとも感じるほどではありません。

在宅仕事も含めて、1日でリビングにいる時間ってそこまで長くもないすし。一番長いのは寝室でしょうね。

(ペット飼ってて24時間冷暖房だとまた違うんでしょうけど)

逆に冬は一階のリビングより暖かくなりがち。暖房の熱気が上に行くからですよね。

(これはこれで無駄に二階の廊下温めちゃってたりするんですけど)

最初の冬はなんとなく過ごしちゃったけど、サーキュレーターは考えた方がいいかも。

スキップフロアのある吹き抜けの天井にシーリングライト電源はつけてあるので、ファン付きのライトつけるか迷い中。

ちゃんとしたやつは高いし、高所作業でさらにお金かかりそうなのがネック。

デメリット3:設計が大変だった

住む前の話ですけど、注文住宅でスキップフロアを造ると設計が大変です。

正直ナメてました。

スキップフロア⇔リビング・キッチン間の視界の確保。

あと高さと開放感のバランス。

あまり高いと開放感悪くて一階との視界も通らなくなる。

逆に低いとスキップフロア下の天井が低くて使いづらい。

でもスキップフロアの高さ=階段の踊り場の高さ=階段が折れ曲がるところ。

なので、上から見た階段の長さの制限も入る。

階段の一段ごとの長さ、高さをどうするかとか色々考えることがありすぎた。

天井をハイ天井にするならさらに階段を一段増やさなきゃいけない=くてスペースを確保しないととかも。

ほかにも、スキップフロア上の吹き抜けに大きな窓を置きたいから南東側におきたい、でもそうするとほかの間取りやら家具の配置にも影響が出る…

いろいろパズル的に試行錯誤しながら多少の妥協もしてて、最終的に今は満足しています。

が、設計じは思っていた100倍は制約が多くて本当に大変でした。

打ち合わせ回数めちゃくちゃ多かったもん。

住宅情報館のQUAD V、打ち合わせ回数無制限でよかった。

あと、設計士さんがよく気がきく方でよかった。

(営業担当いわく設計打ち合わせは順調な場合で4回ぐらいで済むことが多いそうだけど、我が家は10回行きました)